2024.09.03

トピックス

ワーケーション(WORKCATION)とは

長崎市内でワーケーションする様子

「work=仕事」と「vacation=休暇」を合わせた造語。テレワーク制度を利用し、リゾート地や帰省先等に休暇や研修を兼ねて短中期的に滞在し、パソコンなどを使って仕事を行う取り組みです。

ニューノーマルな時代が到来し、働き方・働く場所を選択できるようになった今。

「非日常」の中で「日常」と変わらない仕事ができるように、“場所をかえて豊かにはたらく”を実現できるように…。

New Normal Nagasaki として長崎県はワーケーションの受け入れを進めています。




長崎×ワーケーション

異国との交流が続き、独自の文化が花開いた長崎。歴史的背景から長崎に息づく物語は、世界文化遺産にも認定され、訪れる人の心に深く浸透します。

エモーショナルに響くのはストーリーだけでなく、地形や自然の魅力にあふれているのも長崎県の特徴です。島の数、日本一。

ここでしか味わえない、感動。海や島があるから得ることのできる、体験や学び。

すべては長崎の地に降り立ってからがスタート!


【東京の企業が長崎でワーケーションした際のアンケート分析結果】

実施企業:株式会社シーエーシー

期間:2021年11月~12月 

※上記期間をワーケーション・トライアルと設定し、従業員に長崎県でのワーケーション実施を呼びかけた

ワーケーション場所:長崎県長崎市および雲仙市

行程:基本2泊3日のワーケーション

参加人数:計93名 

その他:滞在ホテルやゲストハウス、コワーキングスペースにてテレワーク(リモートワーク)業務。空き時間には観光ツアー参加や周辺散策を実施。



長崎県でワーケーションした際の分析データ

ワーケーション・トライアルの参加者アンケートでは約76%が「仕事に支障はなかった(変わらなかった)」「仕事がはかどった(良い影響)」と回答しています。「多少仕事に影響があった(悪い影響)」「かなり仕事に影響があった(悪い影響)」は合わせて約24%でした。業務内容の違い等を考慮する必要はありますが、概ね通常の勤務と変わらないか、またはそれ以上の手ごたえを感じている方が多い結果となりました。また、ワーケーションでテレワークを行った場所に関する感想では、約79%が「働きやすかった」「普段と変わらない」と回答しています。多くの方がワーケーションでのテレワークに働きづらさを感じていないことが分かりました。


「(ワーケーション・トライアルに)参加してよかったか」の問いには、「とても良かった」「まあまあ良かった」合計約96%と大変高い数値でした。また、「また機会があったら参加したいか」の問いには、約78%が「参加したい」と回答し、こちらも高い数値となりました。参加者のワーケーションに対する反応はポジティブであり、満足度が高いと考えられる結果となりました。


さらに、「(ワーケーションに)家族やパートナーを連れて参加したいか」との問いには、約59%が「はい」と回答し、「再び(ワーケーションに)行くとしたら何日間参加したいか」との問いには「4泊以上」が約45%と最も多く、次いで「3泊4日」が約36%、今回実施した「2泊3日」は約19%でした。参加者がワーケーションにおける「休暇」の面もポジティブに捉えていることがうかがえます。


「ワーケーション・トライアルに参加して、会社の印象が変わったか」の問いには、「良くなった」「少し良くなった」が合計で約89%と、ポジティブな回答が非常に高い割合となりました。


今回のワーケーション・トライアルのアンケート結果からは、参加者はワーケーションを好意的に捉えており、会社へのエンゲージメント向上にも効果があることが分かりました。

<出展:見えてきたワーケーションの効果と課題|株式会社シーエーシー>





ワーケーション制度を取り入れたことで、社員の会社に対するイメージが高くなったという結果が出ました。これは働き方を選択できるという点で、企業力がアップしたとも言えます。これから先、働く側が働き方を選べるということがスタンダードになり、企業として選ばれる一因になってくるのかもしれません。


また、他のワーケーション実態調査結果では、ワーケーションをすることで仕事のパフォーマンス向上、ウェルビーイング指標などの改善効果がみられた実例もあります。

雄大な自然に触れ、歴史・文化から学ぶ。地域の課題から持続可能な社会を考える。新たなビジネス創出を求め国境離島へ。

これらはほんの一例ですが、長崎県でのワーケーションでは、たくさんのアクティビティを組み合わせることができます。

非日常でリフレッシュでき、セレンディピティな出会いがあるのが長崎ワーケーションの魅力です。



長崎市内でワーケーションする様子
長崎市内でワーケーションする様子

長崎のリモートワークやワーケーションに関する情報

長崎県リモートワーク支援公式HP『HOW WE WORK NAGASAKI』では、県内リモートワーク受入推進市町情報やリモートワーク施設(コワーキング、シェアオフィス、レンタルスペース、その他ワークスペース)の紹介、ワーケーション体験記など長崎県の魅力やリモートワークに関する情報をお届けしています!

企業やリモートワーカーの一元的な窓口担当『ながさきワーケーションガイド』が、各種SNSでもリモートワークやワーケーションに役立つ情報を発信中!

ワーケーションに関するお問い合わせ

長崎県地域振興部 地域づくり推進課

※メーラーが起動しない場合は以下のメールアドレスに直接メールをお送りください。

remotework@pref.nagasaki.lg.jp

電話番号:095-895-2242

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