2025.12.10

長崎での仕事・就職ガイド|移住希望者のための求人の探し方

重要なお知らせ

ながさき移住サポートセンター(NISC)の「就職支援員による個別支援」は 令和7年度末をもって終了します。

※新規受付は令和7年12月末で終了
※現在支援中の方、新規受付の方は 令和7年度内での支援完了が前提

今後は、職業紹介に類する行為や個別の伴走支援は行いません。
利用者の状況に応じて、適切な専門機関(長崎県の求人サイト「エヌナビキャリア」、人材活躍支援センター、ハローワーク、分野別専門窓口など)をご案内する形に移行します。

移住相談については、引き続き長崎本部・東京窓口で対応いたしますので、ぜひご相談ください!!

長崎で仕事を探すときの全体像

長崎県は都市部に比べると求人数は多くないものの、地域に根差した中小企業が中心で、医療・福祉・製造・観光など人手不足の分野が明確で就職しやすい環境があります。
移住希望者の多くが利用する入職経路は、以下のように多様です。

  • ハローワーク(公共職業安定所)
  • 長崎県の求人サイト「エヌナビキャリア」
  • Indeedなどの民間求人サイト
  • 転職エージェント(専門職向け)
  • 分野別の専門窓口(医療・福祉・保育・農林水産など)
  • 企業公式サイト採用ページからの直接応募
  • 縁故

長崎県での求人の探し方|各サービスの特徴と使い分け

求職者には「どれか1つ」ではなく、いくつか組み合わせて探していただくと、働き方の選択肢が広がりやすくなります。
以下に、主要なサービスの特徴と向いているケースをまとめます。

長崎県の求人サイト「エヌナビキャリア」

エヌナビキャリア

長崎県が運営する求人サイト
ハローワークの求人+Indeedの求人を自動で取り込み
県内求人をまとめて横断的に検索できる
企業は無料で掲載できるため中小企業にも優しい

ハローワーク(長崎・佐世保・諫早・大村 ほか)

ハローワーク

地域の中小企業求人が多い
公共性が高く、労働条件の確認が厳格
未経験歓迎の求人が多い
職業訓練・キャリア相談など長期支援も可能
地域密着型のため「地域の仕事をまず知りたい」人には最適

分野別の専門窓口(医療・福祉・保育・農水産など)

分野別の専門窓口(医療・福祉・保育・農林水産など)

医療・看護 → ナースセンター、病院企業団など
介護 → 福祉人材センター
保育 → 保育士支援窓口
農林水産 → 農業支援センター、漁業相談窓口
観光 → 観光業界団体

専門情報や資格、勤務実態などは専門窓口が最も正確。

主要な民間求人サイト

Indeed
エヌビズ(長崎県内特化の採用サイト。正社員を募集している企業を無料でご紹介)
求人ボックス
リクナビNEXT
マイナビ転職 など

求人数が多く、検索しやすい
都市部の求人が多いが長崎県内でも一定量あり
自分のペースで幅広く見たい人に向いている

転職エージェント(専門職・経験者向け)

リクルートエージェント
doda
マイナビエージェント
地場系エージェント など

利用は無料(企業側が費用負担)
長崎県では都市部ほど利用者が多いわけではありませんが、専門職や経験を活かしたい方には有効な選択肢になります。

補足:プロフェッショナル人材拠点
企業の高度人材ニーズを民間紹介会社を通して扱う仕組み。一部ハイレベル求人が民間エージェントで紹介される
提携職業紹介事業者 – 長崎県プロフェッショナル人材戦略拠点

企業のサイト採用ページからの直接応募

長崎県は中小企業が多く、採用担当者と距離が近い
応募から採用までが早い
ホームページにしか載せていない求人もある
→ 長崎では意外とおすすめの入職方法

長崎の収入相場と生活コスト|都市部との違い

給与水準(ざっくり)
若手:250から320万円
事務:280から350万円
製造・営業:300から400万円
専門職:350から500万円
管理職:500万円から

▶ 都市部より10から20%ほど低い傾向
 ※エリアや業種によって差があるため、詳細は求人情報でご確認ください。

▶ ただし生活コストが大幅に低い
  生活費全体では差が小さくなるケースが多い。手取りの金額だけでなく、「暮らし全体のバランス」で見ていただくのがおすすめです。

移住と就職のスケジュール感(一般的な流れ)

  1. 1年前から6か月前:情報収集の時期
    働きたい地域を検討
    生活環境や家賃の調査
    オンライン相談・移住フェア活用
  2. 4から6か月前:求人傾向の把握
    エヌナビ・ハローワークで検索
    分野別窓口で業界情報を得る
  3. 2から3か月前:本格的に応募
    書類作成
    窓口登録・エージェント利用面接
    オンライン企業訪問・現地見学も有効
  4. 移住前に決める/移住後に探す
    専門職は「移住前に決める」傾向
    介護・福祉・保育・製造・観光は、欠員補充が多く採用時期が直近のため、「移住後のほうが動きやすい」ケースもあります

まとめ|あなたに合った“仕事の探し方”を選べるように

長崎の仕事探しは、

公共サービス(ハローワーク・Nナビなど)
民間求人サイト・職業紹介事業
分野別専門窓口
企業への直接応募

など、多様な方法を組み合わせることで精度が高まります。
ながさき移住サポートセンターでは、
「どの機関が自分に合うか」がわかるように、各機関の案内いたします。
移住後の暮らしと仕事の両立につながる選択を一緒に考えていきましょう。