2024.01.31

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【インタビュー】諫早市の魅力をいろんな人に知ってほしい~諫早市地域おこし協力隊菊山さん~

こんにちは。
移住情報発信コーディネーター山口です。
今回は諫早市に地域おこし協力隊として着任された菊山さんにお話をお伺いしました。
今回取材させて頂いた菊山さんは東京や海外など様々な場所を経て諫早市での活動を選びました。
そんな菊山さんに諫早市の魅力についてお話をお伺いしました。

Profile

菊山 達也 さん

福岡県北九州市→ウガンダ → 長崎県諫早市(Jターン)

出身福岡県北九州市
移住年2020年
職業地域おこし協力隊
菊山さん

活動内容について教えてください

2020年9月から諫早市の地域おこし協力隊として活動しています。
諫早市の窓口を通した移住を増やすことを目的とした情報発信がミッションです。
まずは諫早をぐるぐる回って土地を知ることと、地域を回っていく中で、 自分が見たことや感じたことを移住者の目線で発信することが今の活動です。
全体を見てみて諫早市は合併が多くて地域ごとの特色がすごくあるなと感じたので、 しばらくの間は地元の人とコミュニケーションをとっていきたいと思っています。

そもそもどのような経緯で移住に至ったのでしょうか?

私は2年間東アフリカのウガンダというところで青年海外協力隊として活動していました。 青年海外協力隊にも様々な職種がありまして、 自分はコミュニティ開発といって、地域の住民とコミュニケーションをとりながら、 外国人から見た視点で、地域の課題を発見し解決するといったようなことを行っていました。

もともと2020年7月が活動の任期だったのですが、 コロナ禍で帰国時期が早くなり、2020年3月に帰国しました。 残りの任期でやりたいことも決めていた中での帰国だったので未練などもあったんです。 しかし、国外に出ることができないし、国際協力が難しいという状況の中で、 青年海外協力隊と活動内容が似ていると感じた地域おこし協力隊で自分を成長させることができればと思いました。

生まれが北九州なので、方言や食べ物の味付けが似ている九州北部が肌に合うなと思っていたので、九州北部で探していたところ、諫早市が募集を行っており、観光で訪れたこともあったので諫早市を選びました。

実際に移住してみて諫早市の魅力とはどういったところにありますか?

都会と田舎のバランスがいいなと思いました。まずは交通面ですね。新幹線はまだ通ってないですけど通る予定もありますし、電車やバスも最低限ありますし、車があれば市内のどこへでも行くことができるので、交通アクセスの面はすごくいいなと思いました。

それから自分の住んでいるエリアは二階建ての建物がずっと連なっているような場所で、80年代のような光景が残っているところは田舎っぽくていいですね。 また、諫早市は地域の合併によって大きくて質が高い図書館がそれぞれの地域にあるんですよね。多良見町の図書館はすごくよくてサッカー場なんかも近くにあり、アメリカの西海岸のような雰囲気です。


なごみの里運動公園

多良見図書館に隣接している「なごみの里運動公園」

諫早市の魅力をどのような人に発信していきたいですか?

今後情報発信していく中で考えているのは、 起業だったり個人でビジネスをやることを考えているけど、 オフィスの固定費など費用面で悩んでいるといったような人を対象にしていきたくて。 特にそういった人たちの中でも子どもがいる方にフォーカスを当てて子育て施設や図書館など、 私自身が移住してみて感じた、充実しているハード面についての情報を発信できたらと思っています。

今後やっていきたいことなどあれば教えてください。

自分が諫早市に旅行に来たときにも感じましたが、ゲストハウスやホステルといったような安い宿が諫早にはなくて。なので、地域でやる気がある人を巻き込んで、ゲストハウスやホステルをやりたい人の支援などができたらなと思っています。そのような施設ができたり、ハード面が整ったりした段階で、施設を活用しての移住体験や 一週間ほど無料で宿泊してもらって、諫早市の魅力を知ってもらうこともできると思うので。

多良見町の公民館にいさはや国際交流センターがあり、コロナ禍以前はそこで市民と外国の方との交流なども行われていたみたいなので、国際交流の面でも何か一緒にできたらと思っています。