2024.04.22

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【諫早・大村エリア・ワーケーション対談】少しの移動で印象が変わる。都会と田舎のいいとこ取りエリア

長崎の交通の要衝として栄えた諫早・大村エリアは「通過する街」と捉えられがちですが、実は多様な魅力が詰まった地域でもあります。

移住者の2人にそれぞれの魅力を伺いました!

対談者プロフィール

菊山 達也さん
  • 菊山 達也さん
  • 福岡県北九州市出身。2020年9月より長崎県諫早市地域おこし協力隊入隊。都会と田舎が良く交わる諫早の魅力を移住者視点で発信。
谷本 雅章さん
  • 谷本 雅章さん
  • 神奈川県横浜市出身。株式会社大村湾商事。2021年4月に大村市に移住。大村市のコワーキングスペース/カフェ「coto」のコミュニティマネージャーとして活躍。


菊山

諫早市民は「諫早は何にもない」と思ってしまっている人が多いのですが、実際に来てみるとすごくいい街。温厚な人が多くてすぐ受け入れてもらえます。

魅力的なものがたくさんあるのですが、露出する場面が少なく残念なことに隠れてしまっていることが多いです。そして実は他の地域に比べても特産品が多い!ターゲットや旬に合わせたブランディングがこれからできればと思っています。

谷本

大村市は街と自然のバランスがすごくいいところ。都市機能と自然の距離が近いから移動時間をかけずに、海か山か気分に合わせた環境を楽しめる珍しい地域です。

菊山

2020年9月に諫早市の地域おこし協力隊としてきてから「諫早ってどんなところ?」と聞かれたら「とかいなか(都会と田舎の中間)」って答えています。長崎で一番広い諫早平野があり、3つの海に囲まれたこのエリアは場所によって印象が全く違う。諫早っていう一つの場所にいながらいろんな景観が楽しめるのが魅力ですね。大草からの大村湾の景観がとても豊かで個人的には好きです。車で15分くらい走れば街中に出られるからアクセスもしやすい。リラックスできる場所だと思います。

谷本

菊山さんは地域おこし協力隊としてSNSで諫早について積極的に発信していますよね!地元だから当たり前で気づかない魅力ってあると思うし、菊山さんが発信することで魅力を再発見するというか。

菊山

諫早はCMや映画などのロケ地に使われることが多く、SNSのDMでの問い合わせが増えました。自分が積極的に発信していると周りの人が協力的になってきました!


菊山さんと谷本さんの2ショット

谷本

大村は「通過する街」と捉えられがちだけど、住めば都。観光資源も豊富ではないけど拠点として来てもらえればいいと思っています。例えば朝の1時間を大村湾でSUPするような体験があれば、十分大村を体感できる。さらには飛行機に乗るまでの2〜3時間で何か体験できるようなコンテンツを提供したり…。今後は体験コンテンツを整理していきたいと思っています。

菊山

大村市内でいうと大村湾側と山側で過ごし方が変わる気がしていて。山側だと公園など山に囲まれた感じを体感できるし、大村湾側は穏やかな海を眺めてゆっくりできる。海と山の移動距離も長くなくコンパクトにまとまっているから、楽しみ方を変えられるのがいいところでもありますよね。

谷本

諫早はどうですか?まだあまり行ったことがなくて。地域ごとに色んな顔があるイメージがありますが…。

菊山

諫早市は3つの海に囲まれるように山がある地域で、エリアごとに見える景色も人の雰囲気も違います。長崎で一番広い平野があるので農作物も豊富で、各地で獲れるものが変わるんです。短時間で多様なグルメや景観を体感してもらえるのが諫早の魅力ですね。地域おこし協力隊卒業後は諫早ならではの体験コンテンツを提供する仕事をするために準備しています。福岡から1時間ちょっとでアクセスできるので日帰り体験も用意したいですね。

谷本

大村だけでなく、長崎のHUBとしていろんな地域のヒト・モノ・コトをご紹介できるので長崎の過ごし方で困ったら、ぜひ大村市のコワーキング/カフェ〈coto〉にお越しください。「通過する街」だからこその隙間時間をうまく活用したコンテンツをご案内します。

(coto)コワーキングスペース

(coto)コワーキングスペース

諫早を代表する特産品・小長井牡蠣

諫早を代表する特産品・小長井牡蠣(諫早湾漁業協同組合)