2024.07.16

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注目を集める地方移住でのメリット・デメリット。田舎ならではの大変さも把握しよう!

長崎の自然あふれる街並み

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現在、地方移住を検討する人が増えているといわれています。しかし地方移住にどんな魅力や苦労があるのか、詳しく知らない人も多いのではないでしょうか。そこで今回は、地方移住でのメリット・デメリットをご紹介します。地方への移住を検討している人は、目を通してみてください。

地域へ移住する前に知っておくべきこととは?


合掌造りの家がある山間の街並み

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地方移住を決める前に、どんなメリット・デメリットがあるのかを知っておかなくてはいけません。特にデメリットを知らないまま地方移住を決めると、後々に大変な思いをする可能性もあります。では具体的にどんなメリット・デメリットがあるのか、詳しく見てみましょう。

仕事面|地方移住のメリット・デメリット

メリット①通勤ラッシュのストレスがない


通勤をする人たち

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地方に移住するメリットとして、通勤ラッシュによるストレスがなくなることが挙げられます。都会では公共交通機関を利用する人が多いため、ラッシュ時は電車やバスが混み合います。毎朝満員電車に乗らなくてはならず、仕事に行く前に疲弊してしまう…という人も少なくありません。

一方地方は都会に比べて人口が少なく、通勤で車を使用する人も多いです。都会のような満員電車に遭遇することはほとんどないので、通勤ラッシュによるストレスは大幅に軽減されます。

メリット②起業にチャレンジしやすい

起業にチャレンジしやすいというのも、地方に移住するメリットの1つです。地方は東京などの都会に比べて物価が安いため、起業に必要なコストを抑えられるのが理由です。特にスタッフの人件費や事務所の家賃などが安く、ランニングコストを大幅に削減できます。

また移住者の支援や地域の経済発展のために、起業する移住者への助成金や補助金を設けている自治体もあります。事業税を抑えてくれたり資金を援助してくれたりと、自治体によって内容はさまざまです。こういった自治体の取り組みを活用すれば、更なる経費削減が実現します。

さらに地方で起業するメリットとして、ライバルが少ないという点が挙げられます。これは都会に比べて競合する企業や店舗が少ないため、一定の顧客を確保しやすいのが理由です。地方のニーズに寄り添ったサービスを展開すれば、安定した収益をあげられるでしょう。

デメリット①働き口が少ない

地方へ移住するデメリットとして、働き口が少なく就職が大変だという問題が挙げられます。地方は都会に比べて企業の数が少なく、求人数も限られる傾向にあります。

また、同様に選べる職種が限られてしまうのもデメリットといえるでしょう。飲食店のスタッフや営業職などはある程度の求人がありますが、IT関係や研究職などは働き口が少ないとされています。

場合によっては、希望の職業に就けなくなるケースも珍しくありません。さらに転職でも大変な思いをすることが多いでしょう。都会から地方に移住する前に、どのような求人があるか確認しておくと良いです。

デメリット②給料が安い

収入が下がってしまうというのも、地方移住に伴うデメリットといえるでしょう。これは、地方は都会に比べて月給や年収が低めに設定されているのが理由です。同じような職種・仕事内容でも、給料が下がる傾向があります。

また地方の企業では、昇進のスピードが遅かったり昇給の上限が決められていたりすることが多いです。思うように給料が上がらない可能性もあるため、高収入を目指している人は注意してください。

生活面|地方移住のメリット・デメリット

メリット①混雑によるストレスがない


旅行を楽しむ人

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地方移住の魅力として、混雑によるストレスがなくなるという点があります。地方は都会よりも人が密集しにくく、商業施設や飲食店が混み合いにくいのが特徴です。待ち時間や人混みに気疲れしたり、ちょっとした移動で渋滞に巻き込まれたりしにくいため、快適な暮らしが送れるでしょう。

メリット②豊かな自然を感じられる

暮らしの中で豊かな自然を感じられるのも、地方移住が人気の理由です。例えば長崎県の壱岐市は、「全国の綺麗な海ランキング」にも入るほど海が美しいことで知られています。離島ではなくても綺麗な海が堪能できますし、ハイシーズンでもビーチが空いているのも魅力です。

また長崎県は離島が多いため、地域によって全く異なる自然が楽しめるのも人気を集めているポイントです。都会の喧騒から離れたい、大自然に囲まれて暮らしたいという人にピッタリの移住先といえるでしょう。

メリット③気軽に屋外レジャーを楽しめる

地方移住のメリットとして、屋外レジャーを気軽に楽しめることが挙げられます。地方には、キャンプやハイキングといったネイチャーアクティビティが充実しています。何時間も時間をかけて移動しなくても、気軽にアウトドアを楽しめるでしょう。

デメリット①車がないと生活しにくい

地方に移住して生活するデメリットとして、車がないと生活しにくいという問題が挙げられます。これはJRやバスなどの公共交通機関の数が少なく、路線が限られているのが理由です。

普段の買い物や会社への通勤、学校への送り迎えなど、快適な暮らしのためには車が必須になります。ライフスタイルにもよりますが、一家で2台以上車を保有している家庭も珍しくありません。都会から地方への移住を検討しているのなら、車の購入を検討しておきましょう。

デメリット②飲食店やスーパーが少ない

地方は都会に比べて飲食店やスーパーが少ないため、不便さや大変さを感じる移住者が多いとされています。都会ならば10分ほどでスーパーや飲食店に辿り着けますが、地方は徒歩圏内に店舗がないことも珍しくありません。

また地方は、スーパーの品揃えが少なかったり店舗の種類が限られていたりします。都会なら簡単に購入できたものが、地方ではなかなか手に入らず苦労するのもデメリットの1つといえるでしょう。

デメリット③自然災害に注意が必要

自然災害に注意しなくてはいけないのも、地方移住に伴うデメリットです。長崎県などの九州地方は台風が多いため、十分な備えが必要です。

ただし、「自然災害が多いから長崎県は暮らしにくい」というわけではありません。長崎県は病院や医師の数が全国で8番目に多かったり、犯罪発生率が下から3番目だったりと、安心して暮らせるのが魅力です。総合的に見れば、とても生活しやすい街だといえます。

経済面|地方移住のメリット・デメリット

メリット①安くて美味しい食べ物が多い


美味しそうな海産物

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地方へ移住するメリットとして、食費を抑えながら美味しい食べ物が食べられるというものがあります。地方は都会に比べて食品が安いうえ、自然が豊かなこともあり野菜や果物などの生鮮食品が美味しいです。

また、長崎県は海が多いため、美味しい魚をリーズナブルな価格で楽しめます。東京圏では知られていないような美味しい魚が多いのも魅力です。

メリット②生活費が抑えられる

生活費が抑えられるのも、地方移住のメリットといえます。地方は東京などの都会と比べて物価が安いため、住居費や飲食代、光熱費などにかかるコストが削減できます。

デメリット①電車やバスの運賃が高い地域もある

長崎県は路面電車の運賃が安いですが、公共交通機関の運賃が高い地方も多いです。人口が減っている地方では、電車やバスの本数や路線が制限されていることも珍しくありません。都会ほど気軽に公共交通機関が使えず、大変な思いをすることもあるでしょう。

ただし長崎県は、公共交通機関の運賃や比較的安めです。長崎市内中心部は路面電車が走っており、運賃は大人140円・こども70円で固定されています。どこまで乗っても運賃がそのままなので、ちょっとした移動に便利です。

デメリット②車の維持費がかかる

車の維持費がかかるのも、地方に移住するデメリットの1つです。バスや電車などの公共交通機関が少ない地方へ移住すると、車が必要になることが多いです。車を保有すると、駐車場の料金やガソリン代、車検などの維持費がかかってしまいます。

地方移住を決める前にするべきこと


調べ物をする男の人

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地方移住後に後悔しないためには、さまざまな準備が必要です。こちらでは、地方へ移住したり住居を決めたりする前にするべきことを紹介します。どんなことをしておくべきなのか、どんな用意が必要なのかわからない…という人は、ぜひ参考にしてみてください。

地域の気候や災害について調べる

地方移住を決める前に、住居を構えようと考えている場所の気候や災害を調べましょう。例えば、長崎県の離島に移住する場合、天候によっては船便・航空便が欠航することもあります。

地方に住居を構える際の問題点をしっかり抑えたうえで、移住を検討しましょう。実際にその地域に住んでいる移住者の声を聞く、というのもおすすめです。

ライフラインが整っているかチェックする

地方に移住する前に、ライフラインが整っているかしっかりチェックしましょう。地方では中心部から離れると、移動には車が必要になります。車を持つ予定がない場合、バスや電車などの交通事情を把握しておく必要があります。

家賃や駐車場代を確認する

地方に移住する前には、住居費や駐車場代の確認も必要です。各県の中心部に住む場合、家賃や駐車場代がかさむことが多いです。「地方なら住居費がかからない」とは限らないので、事前に地方の家賃を調べておきましょう。

自治体が行なっている補助金や移住支援制度を調べる

地方へ移住する前に、自治体による支援制度を調べましょう。自治体による支援制度を利用すれば、移住による負担を減らせるのが理由です。自治体によって支援内容はさまざまなので、あなたのライフスタイルに合った制度が整っている地域を探してみましょう。

長崎県が行なっている地域移住への支援制度

段ボールを運んでいる画像

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長崎県では、移住者に向けてさまざまな支援制度を行なっています。具体的にどのような支援制度があるのかまとめましたので、長崎県への移住を考えている人はぜひ目を通してみてください。

長崎県移住支援金制度

長崎県移住支援金制度は、東京圏から長崎県への移住者に向けた支援制度です。東京23区に在住・通勤していた人のうち、長崎県に住居を構えて仕事をする人などが対象です。単身者は60万円、2人以上の世帯には100万円が給付されます。令和4年度からは子育て世帯への加算が新設され、18歳未満の世帯員を帯同する場合に一人当たり100万円加算されます。(市町により要件等が異なります。)

長崎県移住支援金

創業支援金の支給

長崎県では、地域課題の解決に資する社会的事業を創業する人に支援金を支給しています。創業に必要な経費の一部の補助とともに、事業立ち上げの伴走支援を受けられます。最大で200万円の援助が受けられるので、起業を考えている人は制度の利用を検討してみてください。

長崎県内で創業したい方向けの補助金

ながさき移住倶楽部

ながさき移住倶楽部は、長崎県への移住に関心がある県外在住の人に向けた会員制度です。長崎県の情報の発信や、移住の際に役立つサービスなどが展開されています。無料で入会できますので、移住を検討している人はぜひ利用してみてください。

ながさき移住倶楽部

地方移住ならではのメリット・デメリットを知りましょう!

地方に移住すると豊かな自然が感じられたり、混雑によるストレスが軽減されたりと、さまざまなメリットや魅力を感じられます。しかし一方で、収入が下がったり車を保有しなくてはいけなかったりと、不便さや大変さを感じる場面が多いのも事実です。

どのようなメリット・デメリットがあるのか把握し、地方移住後の暮らしをイメージすることが大切です。都会から地方への移住を考えている人は、今回紹介した地方ならではの魅力やデメリットを参考にしてみてください。