スタートアップ企業の(株)GATARI(東京都)が、島原市でワーケーションを実施しました。
島原市は島原城や武家屋敷など旧城下町の街並みが残り、市内に湧水群のある観光都市です。
今回は「新ビジネス創出ワーケーション」と題して、企業にとってより新規ビジネスの創出や地域と連携したビジネスのきっかけとなるような内容にし、(株)GATARIの社員5名がワーケーションに参加しました。
ワーケーション行程
2023年12月12日~12月15日 の3泊4日で、島原市にて新ビジネス創出ワーケーションを実施しました。
1日目 市内散策(島原市街、湧水庭園 四明壮、かんざらし実食など)
滞在していただく島原市を知っていただくため、島原市内を散策。
島原名物“かんざらし”を食べ、ご当地グルメを堪能
人気の観光スポット・四明壮で、湧水文化に触れる
2日目 ワークタイム→雲仙災害記念館視察~自社サービス構築・体験会
雲仙普賢岳の災害を伝える災害記念館を視察。
視察後、(株)GATARIが提供する空間に音声コンテンツを配置できるMRサービス「Auris」をオンライン上に構築し、体験会を実施しました。
雲仙災害記念館(がまだすドーム)にて職員から当時の被災状況の説明を受ける
GATARI社員から説明を受けながら、職員もMRサービス「Auris」を実際に体験
3日目 ワークタイム→武家屋敷視察~自社サービス構築・体験会
江戸時代からの街並みが保存されている島原武家屋敷を視察。
視察後、「Auris」をオンライン上に構築し、体験会を実施しました。体験会には、地元の高校生や教師、教育関係者など約15人が参加し賑わいました。
武家屋敷体験会に来た高校生に、MRサービス「Auris」を実際に体験してもらう
体験会に来た教師からは「ITの授業で“Auris”を活用したい」との声も上がった
4日目 振り返りワークショップ
最終日には振り返りワークショップを開催し、島原市に滞在して感じたワーケーションの効能と、市との連携の可能性について社員のみなさんでディスカッションし、発表いただきました。
行政職員も交ざり、島原市の課題についてディスカッション
島原市のさらなる発展のため、さまざまなアイディアを発表
まとめ
ワーケーションを通じ、(株)GATARIが島原市でのイベント開催やサービス提供など、新しいビジネスのヒントを得られるような内容となり、また島原市にとっても、国内でも珍しい技術を持つ(株)GATARIのサービスを体験し、地元の観光振興や教育充実に活かせるような内容になりました。
振り返りワークショップでは、ワーケーションの実践について「初めてだったが、いつもと違う環境で仕事をすることで他のメンバーとの業務内容を知ったり、作業がはかどったりして、仕事にも良い影響があった。さらに、今まで知らなかった島原の土地や人の魅力も知り、人生も豊かになったと感じる」「食が美味しいのは、来訪の強いインセンティブになる。次は釣りをしにきたい」「長崎らしく、人が非常にオープンマインドで優しい」などの意見が出て、非常に有意義な時間を過ごせた様子でした。
島原市内のコワーキングスペースでワークタイム
ホテルのテラスで海風を感じながら個人ワーク
長崎県ではさまざまなワーケーションを実践できます。
ワーケーションに関するお問い合わせはお気軽にどうぞ!
お問い合わせ
長崎県地域振興部 地域づくり推進課
※メーラーが起動しない場合は以下のメールアドレスに直接メールをお送りください。
remotework@pref.nagasaki.lg.jp
電話番号:095-895-2242