波佐見町の魅力APPEAL
美しい器と新しい文化が生まれる、緑豊かなやきものの里
400年以上続く、波佐見焼のふるさと
町を横断する県道1号線沿いには、日常使いの食器などいろんな陶器を展示、販売している店や窯元が軒を連ねて賑わっています。谷あいにひっそりとたたずむ中尾山は歴史ある窯元が集まる地域。高くそびえる窯の煙突が見える、焼き物の里ならではの光景が象徴的で、川沿いに細い道が続き、手すりや歩道などに焼き物が使われている陶郷ならではの風情が漂います。中尾山を登り切った高い位置にある「陶芸の里 中尾山交流館」にはいろんな窯元の作品を集めて展示してあるので、お気に入りの作風や窯元を見つけることができます。
日本の棚田百選にも選ばれた鬼木棚田で四季を感じて
長崎市からは高速道を利用して約60分の、福岡市からは高速道を利用して約1時間25分、東京からのアクセスは飛行機、JR、バスを利用して2時間45分と、長崎市や福岡市へ移動するための交通の便は比較的悪くないところに位置しています。自然が豊かであり、中でも虚空蔵山のふもとに広がる鬼木棚田は、日本の棚田百選に認定されている景勝地です。斜面に石垣を積み上げ、段になった棚田はどこか懐かしい風景。中腹にある展望所から田植えとともに成長し、季節ごとに表情を変える棚田と山の緑が広がり、四季の移ろいを感じられます。秋に開催されている「鬼木棚田まつり」では手作りのユニークなかかしに笑顔がこぼれます。
文化の発信地でもある場所。安心安全な地元食材も味わえる
製陶所跡にカフェやギャラリーがある、古くて新しい町
今、波佐見町は代替わりした若手社長等が結束し、移住者もカフェや陶芸アーティストとして起業するなど、町が盛り上がっています。なかでも注目度が高いのが西ノ原地区。日々変化しているおしゃれなエリアで、製陶所跡にカフェやギャラリー、雑貨ショップなどが立ち並びます。長い間ろくろ場として使われていた場所を2006年に改装し、温もりある面影を残しつつ新しい文化空間として生まれ変わった地には、県内外から多くの人が訪れます。地元のお母さんたちが営む、地元の米や野菜、味噌にこだわったおにぎり屋さんや、波佐見焼の器と地元食材で美味しいランチがいただけるカフェ、氷窯アイスなどがあり、何度も足を運びたくなる雰囲気です。
町内では農業も盛んで、大豆も作られています。農産物鬼木加工センターでは波佐見町産の大豆を使った無添加の「鬼木みそ」も作っており、安全安心で美味しいと地元の人に親しまれています。またちょっとひと息付きたいときは温泉も湧いています。高濃度炭酸泉で血流が促進されることから「美肌の湯」とも呼ばれており、少しとろみがあり、肌をなめらかにしてくれるとあって湯治客も訪れます。人口約1万5000人ほどの小さな町に、いろんな楽しみが詰まっています。
気持ち良い挨拶は町の宝。人が温かく穏やかなコミュニティ
波佐見町に移住をした人は、起業した人の他にも町内の窯業関係に勤務される人や隣の佐世保市に勤務している人もいます。カフェや雑貨屋、陶芸の工房など、地域と積極的に関わりを持ちながら起業したい人には空き工房バンクもあります。住まい探しのお手伝いとしては空き家バンクがあり、どちらも波佐見町のホームページで紹介しています。移住への前向きな検討や、生活や町民とふれて事前に田舎暮らしが体験できる「お試し住宅」もあります(要予約)。利用者を移住希望者のみと限定していましたが、ポケットWi-Fiを貸出してリモートワークなどの希望者も利用できるよう範囲を拡大します。
人口 | 14,565人 (令和2年12月末日現在) |
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平均年齢 | 48.3歳 (令和2年12月末日現在) |
面積 | 面積56km2 |
気候 | 年間を通して比較的穏やかな気候 |
アクセス |
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