2024.02.20

島原市の魅力

島原市
豊富な水が湧き出る、日本名水百選にも選定された「水の都」

かつて城下町として栄えた風情ある街並み

島原市は風光明媚な島原半島の中心に位置しています。城下町を一望する高台に島原城がそびえています。島原城は7年の歳月をかけて松倉豊後盛重政によって元和4年(1618)に築かれた城。天守閣内に設けられた史料館では、島原の乱にまつわる数多くの貴重なキリシタン史料や鎧などが展示され、島原の歴史を学ぶことができます。展望所からは島原市内や眉山を望み、晴れた日には海の向こうに熊本の山々までを見渡せる絶景が広がっています。

町を歩くと城下町として栄えた名残があり、武家屋敷が並んでいます。古くから「水の都」と呼ばれるほど湧き水が豊富で、雲仙山系の伏流水が市内随所から湧出しています。「島原湧水群」として昭和60年(1985)には環境庁の日本名水百選にも選定されました。市内には約70もの湧水スポットが点在。市内中心部にある新町一帯には全長100mに及ぶ水路が流れ、色とりどりの錦鯉が放流されています。武家屋敷が並び、民家の庭先や道路沿いを清らかな水が流れ、鯉が悠々と泳ぐ姿は島原市でしか見られない光景。豊かな水のせせらぎを感じつつ、風情ある城下町散策が楽しめます。

温泉の恵みと、島原野菜や海の幸を存分に楽しむ

都会に比べて人が少なく、豊富な自然の中で魚釣りや山登り、温泉巡りなど、のんびりとした時間を過ごすことができます。市内には島原温泉も湧き出ていて、入浴施設でゆったりと温泉を満喫したり、散策途中に2カ所設けられた足湯で気軽に温泉を楽しめます。足湯は24時間無料で利用することができます。島原温泉は無色透明、効能として神経痛や関節痛を和らげる効果が期待されています。飲用としても利用されることから、飲泉所が7カ所設けられています。

肥沃な大地の恩恵を受け、県下でも有数の豊かな農業地帯が生み出す、四季折々多種多様な島原産ブランド野菜が多種あります。ミネラル豊富な有明海の新鮮な天然ものの魚介類と技術を結集した養殖ものの魚介類。さらには、魅力的で質が高い肉を生産する畜産業や、素材力を存分に活かした加工品など島原には美味しいものがいっぱいです。近海で獲れた海の幸や山の幸など十数種類の具が入った、島原の乱ゆかりの歴史的な郷土料理「具雑煮」が名物です。白玉粉で作った小さな団子を「島原の湧水」で冷やし、特製の密をかけた島原の伝統的なスイーツ「かんざらし」などのグルメも楽しめます。伝統的な祭りもあり、温泉の恵に感謝する献湯祭に始まり、「しまばらガマダス阿波踊り大会」、島原の伝統芸能などが披露される不知火奉納舞台が行われる「しまばら温泉不知火まつり」、静かに揺らぐ炎が幻想的な竹灯ろうや番傘オブジェの点灯などの催しが行われる「島原水まつり」も開催されています。

散歩途中に入れる足湯
テレワークに対応。「便利な田舎」を望む人にぴったり

古民家でのワーケーションなど「新しい働き方」を応援

移住を希望する人へのワンストップ相談窓口を設け、一人一人のニーズに応じてきめ細やかに対応することで、より気軽に移住できる環境づくりを心掛けています。島原市には幅広い年代が移住をしていますが、20~30代の比較的若い世代の移住者が多くみられます。小さな町なので商業地や住宅街をコンパクトに備えていて生活するのに便利です。風土としては世話好きで、気さくに声をかけてくれる方が多いので、移住経験者からは「地域に溶け込みやすい」との声もあります。他にも、新たに創業したい人に向けて専門相談員を配置。チャレンジしたい気持ちを応援する創業支援にも取り組んでいます。 

島原市の全景
テレワークやワーケーションのための中長期滞在型施設

全国的にも需要が高まっているテレワーク支援事業も手掛けており、「島原でしてみんねテレワーク支援事業」を実施。大都市圏(関東圏、中部圏、関西圏)の在住者が市内に滞在してテレワークを行う、または島原市をサテライトオフィスなどの設置候補の一つとして検討している事業者や個人へ向けの支援です。「お試しテレワーク」や、視察に来た際の交通費を助成しています。今後は、歴史的・文化的価値を有する市内の古民家について、テレワークやワーケーションといった新しい働き方を踏まえ、地域特性を生かした中長期滞在型施設として整備していきます。関係人口の創出や移住定住人口の増加といった地域活性化の促進に資する施設として、移住者にも活用してもらえるよう予定しています。

安全で安心な環境で子育てできる支援や学びの場を提供

雲仙普賢岳や眉山などの山々、穏やかな水面が広がる有明海といった大自然のもとで安心して子育てができる町です。子育て世代を応援する独自の支援制度や小学生や中学生への教育政策も充実。子育て家庭の経済的負担を軽減し、安心して子どもを産み育てることのできる環境づくりの一環として、赤ちゃんの育児用品の購入費用の一部を助成する「島原市すこやか赤ちゃん支援事業」を実施し、紙オムツや粉ミルクなどの育児に必要な用品に使うことができる「すこやか赤ちゃん券」を支給しています。保護者が安心して働けるよう、第2子以降の保育料を完全無償化しています。

教育においては、市内多数の小中学校をはじめ、各高校では普通科、理数科、商工農の職業に関する学科が充実。「放課後子ども学習室」として放課後の1時間程度、学校で子どもたちが安全・安心に学ぶ場所を提供する事業も。対象は市内の各小中学校に通学する小学校1年生から中学校3年生の児童。学習支援員が見守る中、宿題や読書、自主学習などにそれぞれが取り組み、静かに自分で学習する居場所です。他にも、「夢の教室」と称して、スポーツ選手またはそのOB、OGが夢を持つことの素晴らしさや夢に向かって努力することの大切さなどを子どもたちと語り合う「夢の教室」を開催。島原市では大自然の中、子どもとともに夢のある暮らしが満喫できます。

子育ての学び場の集合写真
島原市 豊富な水が湧き出る、日本名水百選にも選定された「水の都」


人口   44,380人
(令和2年12月末日現在)
平均年齢50.3歳
(令和2年12月末日現在)
面積面積82.96km2
気候温暖な気候
アクセス・長崎空港まで
 車:約1時間30分
 鉄道,バス:約2時間
・長崎市まで
 車:約1時間30分
 鉄道:約2時間
・熊本市まで
 フェリー,バスor車:
 約1時間から1時間30分
・福岡市まで
 高速バス,車:約3時間
 高速船,鉄道:約2時間から2時間30分

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