対馬市の魅力APPEAL
九州本土と韓国の架け橋、
国境の島でココロもカラダも癒される
古代から変わらぬ原始林が残る大地のパワーみなぎる島
韓国まで約50kmの至近距離にある上対馬町は、天気のよい日には韓国釜山市の町並みが望めます。高台には「韓国展望所」があり、地理的にも歴史的にも深い関係にある韓国の古代建築様式を取り入れて建造されています。展望台についてはソウルのパゴダ公園にある多目的施設を、ゲートについては韓国国際ターミナル(釜山)の入口ゲートをそれぞれモデルにしたデザインになっていて、より韓国を身近に感じることができます。展望所から見る港町・釜山の夜景も大変美しく、観光スポットとして人気です。他にも絶景スポットがたくさんあるので、対馬でお気に入りの景色を見つけてみてください。
朝鮮半島との友好な交流に思いを馳せる歴史散歩
日本の中で朝鮮半島に最も近いという地理的条件から、かつては大陸からの石器文化、青銅器文化、稲作、仏教、漢字などを伝える日本の窓口として発展した島です。朝鮮半島との間では古くから貿易などの交流が盛んに行われており、島内には数多くの書物、仏像、建造物、朝鮮式山城の金田城跡や古墳などの文化財が残っています。
江戸時代に外交窓口として開かれた宗家対馬藩の城下町らしく、随所に武家屋敷や石垣塀などかつての交流を偲ばせる史跡巡りも楽しめます。宗家対馬藩の菩提寺でもある万松院は、元和元年(1615年)に宗家20代義成が父義智の冥福を祈って創建した寺。数度の火災により焼失したため今の本堂は明治12年(1789)に建造されたものですが、安土桃山式の山門と仁王像は焼失から免れた対馬最古の建物で、堂内には朝鮮国王から贈られた三具足、徳川将軍の大位牌が現存しています。さらに132段の「百雁木」と言われる石段、宗家一族の墓所である御霊屋があり、巨大な墓がずらりと並び、荘厳な雰囲気が漂っています。そばには樹齢1200年と言われる万松院の大スギが3本あり、杉では対馬一の樹齢を誇っています。
対馬にとって朝鮮半島は身近な存在。それには古くから大切にしてきた友好の歴史があり、今でも対馬と韓国とは祭りや文化、経済、教育などの交流が活発に行われています。
生命力あふれる自然と文化にふれ、
健やかに生きられる「癒しの島」
多彩なレジャーで自然を感じる、とっておきのひととき
レジャースポットがたくさんあるので、たくさんの自然と触れ合いながらのリラックスタイムが過ごせます。なかでもキャンプは、北部の比田勝港国際ターミナルそばにある「三宇田キャンプ場」、対馬空港から近い「あそうベイパークキャンプ場」をはじめ、島内に4箇所あります。海で遊べるスポットも豊富で、透明度の高い対馬の海に心癒されるスキューバーダイビングや、心地よい潮風を感じながらのシーカヤック体験などが人気です。日本屈指の美しいリアス式海岸で知られる対馬浅茅湾をクルーザーでゆったりとめぐるクルージングもおすすめです。海に立つ鳥居が有名な和多都美神社まで向かい、海からの参拝もできます。県内屈指の釣りポイントでもあり、港からの釣りや乗船しての本格的な海釣りが楽しめます。
人とのふれあいが魅力、「対馬島っ子留学制度」など教育面も充実
都会に比べれば不便さは否めませんが、その分「お互いさま」「支え合い」の文化が根付いています。人と人とのつながりや四季折々の自然の恵み、なにより「人」が魅力の島で、対馬の島民性は「親切で、人情に厚く、優しい」ことが特徴です。移住者や対馬に学びにきた学生たちも声をそろえて「対馬の人の良さに感動した」と話してくれます。特に「おすそわけ文化」は都会の若者を魅了し、再来島する学生も少なくありません。移住者への支援としては、移住・定住支援補助金(ふるさと就職奨励補助金・結婚移住奨励補助金・しま暮らし支援補助金・奨学金返還支援補助金)などでサポート。産業の振興による雇用の場の創出計画として、サテライトオフィスの開設やリモートワークを検討する企業への支援も行っています。将来的には島内外をスムーズに移動できる交通利便性の強化も検討しています。
人口 | 29,465人 (令和2年12月末日現在) |
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平均年齢 | 51.8歳 |
面積 | 面積707.42km2 |
気候 | 暖流である対馬海流が対馬を二分して北流しているため、年平均気温は約15℃と比較的温暖です。 秋から初春にかけては大陸から吹く北西の季節風の影響を受け冷え込むことが多いですが、海に囲まれているため雪はほとんど降りません。 夏は、海風により大地に熱がたまらないため、本土よりも涼しいです。 |
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